2024-04

会社

株式会社の議決権について

中小企業の多くは、一人株主が一般的だと思います。しかし、株主が2人以上いる中小企業も多く存在しています。今回は「株主が2人以上いる中小企業が注意すべき議決権」について、解説していきます。議決権の正体会社の所有者、その名は「株主」会社の基本方針を決めているのは、経営者(取締役)であり、社長です。では、...
会社

株式会社の商号のルールについて

株式会社の商号のルールについて、解説していきます。商号に使用できる文字等商号に使用できる文字等、使用できない文字等は以下になります。使用できる文字等日本文字ローマ字(A~Z、a~z)全角文字スペース(ローマ字で複数単語を表記する場合アラビア数字(0~9)「&」「’」「、」「.」「ー」「・」ただし、字...
会社

株式会社と持分会社について①

今回は、株式会社と持分会社について解説していきます。設立件数について会社形態には、様々のものがあります。下のグラフは、2022年度の会社形態ごとの1年間の設立件数をまとめたものになります。一番多い形態は、株式会社です。次に多いのが、合同会社です。合資会社、合名会社はほとんど利用されていないのが実情で...
相続

相続人について

だれが相続人になるんですか?司法書士をしていると何度も聞かれるこのセリフ。今回は、だれが相続人なるのかについて解説していきます。相続人になれる人は相続人になれる人は、亡くなった方と次のような関係がある人です。配偶者(内縁関係は✖)子ども(代襲相続の場合、孫)父母(父母死亡の場合、祖父母)兄弟姉妹(半...
相続

相続放棄について

年間26万件ほど相続放棄の申立が受理されています。このコラムをお読みいただいている方も耳にしたことがある「相続放棄」について解説していきます。相続放棄とは相続放棄をすると、亡くなった方の相続人でなくなります。(民法第939条)相続人でなくなるため、亡くなった方の財産を引き継ぐことは当然にできません。...
相続

兄弟相続について

亡くなった方に子どもがおらず、父母も亡くなられている場合、兄弟相続になります。今回は兄弟相続について解説していきます。兄弟相続とは兄弟相続とは、亡くなった方の兄弟が相続人になることをいいます。亡くなった方の兄弟は相続の順位が3番目になっています。相続の順位子ども父母(父母死亡の場合、祖父母)兄弟(例...
不動産登記

相続登記の概要について

亡くなった方の不動産の名義を変える手続きを「相続登記」といいます。今回は相続登記の流れについて解説していきます。相続登記の流れについて相続登記は次の順序で行っていきます。相続人の調査亡くなった方の出生から死亡までの戸籍の取得相続人の現在の戸籍の取得相続不動産の調査固定資産課税台帳の名寄せなどによる調...
相続

遺留分ってご存じですか?

相続ではよく聞かれる遺留分。今回は遺留分について解説していきます。遺留分とは遺留分とは、相続財産に対して、相続人に保障されている最低限の相続分の取り分(割合)のことを言います。つまり、遺言書で「息子には何もあげません!」と書いても、法律上、何もあげないとはいかないわけです。遺留分が認められる人につい...
不動産登記

権利証を紛失したかも・・

司法書士をしているとよく聞く相談です。今回は、権利証を紛失した場合について解説していきます。権利証とは権利証とは、所有権登記名義人(登記簿に所有者として記載されている人)である証明書です。登記簿に所有者として記載されている者の氏名住所と権利証を所持している人の氏名住所が同じであれば、その人を不動産の...
その他

どこにあるの遺言書!?

せっかく遺言書を書いても、残された家族に遺言書の保管場所を伝えていないと元も子もありません。今回は、遺言者の保管について、解説したいと思います。公証人に遺言書を作ってもらった場合(公正証書遺言)公正証書遺言は、公証役場で作成します。そのため、遺言書の原本は公証役場で保管し、遺言者は原本の写し(謄本)...